大阪・関西万博には、普段なかなか味わうことのできない各国の文化や食がギュッと詰まっています。その中でも、話題のサウジアラビア館の「サウジコーヒー」。ちょっと気になりますよね!
「普通のコーヒーと何が違うの?」「味が想像できない…」と迷っているあなたへ、実際に飲んでみた感想を交えながら、サウジコーヒーの魅力をたっぷりお届けします。
【大阪・関西万博】サウジアラビア館の場所は?予約は必要?

サウジアラビア館は、万博会場北側の「コネクティングゾーン」に位置します。西ゲートから歩いて15分程度のアクセスで、同じゾーンにはウズベキスタンやインド、オーストラリアやタイなど、世界の様々なエリアのパビリオンが並んでいるので、異文化巡りを一気に楽しめます。
「スーク(市場)」をイメージしたサウジアラビアパビリオン。外観は砂漠や伝統的な都市構造を思わせる造りで、とりわけ夜はライトアップされて幻想的な美しさです。
入場は基本的に予約不要。私はこれまで2回サウジアラビアパビリオンを訪れました。5月の週末に訪れた際は30分ほどで入ることができましたが、6月の週末に再訪した際は1時間ほど並びました。入場者数の増加とともにパビリオンの待機列も長くなってきているので、特に週末の来館を予定している場合は午前の方が混雑を避けられるでしょう。
【大阪・関西万博】サウジアラビア館のサウジコーヒーとは?普通のコーヒーと何が違うの?

サウジアラビア館には、展示エリアの最後に本格的なカフェが併設されており、サウジコーヒーや軽食、パウンドケーキなどのスイーツを楽しめます。
このサウジコーヒーは、薄い茶色で、紅茶のように見えるのが特徴。カルダモン、クローブ、サフランなどスパイスを効かせており、苦味は控えめ、むしろ香りと軽いピリッとした風味で、私たちが普段飲んでいるコーヒーとは全く違う別物。これぞ「異文化の味わい」です !
価格は700円。小さなカップで提供され、デーツ(ナツメヤシの実)がセットで付いてきます。もちろん、エスプレッソやラテなど、普段飲み慣れたコーヒーもあるのですが、せっかく世界の味が楽しめる万博!私もサウジアラビアはきっと一生行く機会がないだろうなあと思い、サウジコーヒーに挑戦しました。サウジコーヒーの提供カップのサイズは小さいので、迷われている方もチャレンジしやすいと思います。
ここでお伝えしておきたい注意点が!
他のキャリアももしかすると来場者が多い時には携帯の電波がやや不安定になることもあるかもしれません。せっかくカフェに並んでレジに辿り着いたのに、注文しようと思ったら携帯で決済できない……、ということがないように、クレジットカードなど、もしものために別の決済方法も準備しておくと安心です。
【大阪・関西万博】実飲レポ!サウジアラビア館のサウジコーヒーの感想は?

実際にいただいたサウジコーヒーは、小ぶりなカップに熱々で登場。ひとくち飲むと、まずはっきり分かるのはスパイスの香りのインパクト。カルダモンの爽やかさとクローブの温もりが広がり、いわゆる私たちが知っているコーヒーの味とは別物です。「初めて飲む新しい飲み物」と思っていただくと、独特な風味をおいしく楽しめるでしょう。
苦味や酸味は一切なく、“ほっと一息つきたいけど普通のコーヒーは重い”という人にぴったり。スパイスが効いてて少しピリッとした後味を甘いデーツが優しく中和してくれるバランスは、一度味わうとクセになるかも。特に以下のような人におすすめです:
- コーヒーの先入観を捨て、新しい飲み物として楽しめる人
- スパイス系飲料が好きな人
- 異国文化や旅行気分を楽しみたい人
まとめ 【大阪・関西万博】人生最初で最後かも!この機会にサウジコーヒーをぜひお試しあれ!
サウジアラビア館のサウジコーヒーは、日本ではなかなか出会えない「異文化体験」そのものです。見た目も香りも味も、すべてが新鮮で驚きに満ちた一杯。
万博という特別な場所だからこそ、普段なら選ばないような一杯にチャレンジしてみるのも良い思い出になります。人生最初で最後のサウジコーヒー体験かもしれません。迷っているなら、ぜひ一度味わってみてくださいね!