2025年6月16日(月)から、大阪・関西万博の東ゲートから西ゲートに歩いて移動できる新たなルートが登場しました!
これまでは、各主要駅からのシャトルバスやパークアンドライド、タクシーや貸し切りバスなどを利用される方のみが利用できた西ゲート。シャトルバスの予約が満席で取れなかったり、パークアンドライドの駐車場代が高かったりで、電車を利用する来場者が東ゲートに集中していることが問題となっていました。
今回は新たに開設された東ゲートから西ゲートへの徒歩ルートを実際に歩いてみた様子をレポート!
歩いて移動するか迷っているアナタの疑問を解決します。
【大阪万博】早く入場できる?東ゲートから西ゲートへの徒歩ルートとは?
2025年6月16日(月)から新設されたこのルートは、電車で舞洲駅に到着した人が徒歩で東ゲートから西ゲートへ移動できる導線です。
距離は約1.6km。利用できる時間は8:30~12:00までです。
ここで1つ注意点があります。
東ゲートから西ゲートへ移動できるのは、西ゲートの入場予約をお持ちの方のみ!
西ゲートへの徒歩ルートに入る前に、係員に西ゲートの入場予約のチケットを提示する必要があります。
東ゲートの入場予約のチケットでは利用できないので注意しましょう。
【大阪万博】東ゲートから西ゲートへはどうやって行くの?

舞洲駅から西ゲートに向かうアクセスの流れは以下の通りです。
- 地下鉄夢洲駅に到着。
- 駅から地上に上がると、すぐに「西ゲート行き徒歩ルート」という看板があります。
- 看板が示す通路を進んでいくと、西ゲートへの徒歩ルートの入り口に係の方がいます。
- 係の方に西ゲートの入場予約のチケットを提示。
- あとは西ゲートまで1本道の歩道を歩いていくだけ。途中、係の方が立って案内をしてくれているので、迷いません。
ルートは完全バリアフリー対応。
舗装された歩道が整備されており、ベビーカーや車椅子でも安心して移動可能です。
【大阪万博】東ゲートから西ゲートへ!実際に歩いてみた結果

実際にこのルートを歩いてみたのは、6月下旬の日曜日。
私は10時台の西ゲートからの入場予約を取っていました。
大阪市内の予想最高気温は34℃。朝9時の時点ですでに30℃に達していたかと思われます。
舞洲駅に到着し、地上に上がったのは9:41。
この日の入場者数は14万4000人。東ゲートはすでに入場待ちの行列で大混雑でした。
徒歩ルートの入り口で西ゲートの入場予約チケットを提示し、歩道を進んでいきます。
歩いている人は少ないため、混雑することなくゆったりと歩くことができます。
歩道の右側は西ゲートに向かうバスが走行する道路です。
万博会場の外周に沿って歩くため、左側は関係者用の通路で、万博の裏側を見ることができます。
気温は高いですが海風が吹いているので、思ったより楽に感じます。

そうこうしている間に国旗が並ぶ西ゲートが見えてきました!
到着時点で時刻は10:01。公式の案内では所要時間30分ですが、私はちょうど20分で到着することができました。
周りの方のペースと同じくらいの速度で歩きましたが、歩く速度がゆっくりの方やお子様連れの方は、30分くらいを見込んでおくとよいかもしれません。
ここから入場ゲートに並びます。
東ゲートほどではないものの、西ゲート前も行列ができて混雑しています。
セキュリティチェックを受けて、入場できたのは10:28でした!
【大阪万博】東ゲートから西ゲートへの徒歩ルート:まとめ
結論から言えば、東ゲートから西ゲートへの徒歩ルートをおすすめしたいのはこんな人です!
・できるだけ待ち時間を減らしてスムーズに入りたい
・暑さへの対策ができる
・体力に余裕がある(万博会場ではとにかく歩きます)
もし東ゲートに並んでいた場合、何時に入場できたかはわかりません。
ただ、私はこの日9:41に舞洲駅に到着しましたが、10時台の入場予約だったため、10時まではセキュリティチェックの列に並ぶことはできず、待機列で待つことになります。
東ゲートで10時から並んだ場合、30分以上かかることは確実と思われる混雑ぶりでした。
そう考えると、待機している間に西ゲートへ移動した方が早く入場できたと思われます。
また、公式による情報では、原則2日前の朝8~9時頃を目途に、西ゲートの午前の予約枠が追加されます。
この時点でシャトルバスなどの予約はすでに満席となっていることが想定されますので、東ゲートから西ゲートに徒歩で移動する方向けに9時台の入場枠が取れる可能性があるのです。
最近では来場日が近いと9時台の入場予約を取ることが難しくなってきていますので、これは徒歩ルートを利用するメリットと言えるでしょう。
これからますます暑さが厳しくなってきます。
暑さ対策を万全に、ご自身に合った入場方法を選択してくださいね!