【大阪・関西万博】大混雑!事前予約なしでの楽しみ方「お子さま連れ編」

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9月に入り、万博会場は大混雑の日々が続いています。予約なしの来場者は、人気のパビリオンには当日予約での入館は期待できない状況です。公式アプリもアクセスが集中し、繋がりにくくなっており、通期パスを持つ“ガチ勢”ですら希望のパビリオンを当日で押さえるのが難しい状況……。
でも、パビリオンの予約がなくても、家族で楽しい1日を過ごすことは十分可能です。今回は、事前予約なしの現実を受け入れたうえで、子ども連れで疲れすぎず・楽しさを最大限に引き出すプランを、おすすめスポットを交えてご紹介します。

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目次

【もうすぐ閉幕】連日大混雑!満員で入場予約が取れない日も

閉幕を前にした9月の会場はまさにピーク。入場者数は平日でも19万人を超える日もあり、ゲート前から長蛇の列が発生しています。パビリオンの当日予約もアクセスが集中しアプリが繋がらず、予約を取れずに終わる来場者がほとんどというのが実情です。
つまり「当日予約を駆使して人気パビリオンを回る」という戦略は、今からの時期、特に初めて訪問するご家族には現実的ではありません。無理に挑戦しても携帯とのにらめっこと移動で体力を消耗してしまい、お子さまが疲れてしまう可能性が高いのです。

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【困った!】 初めての訪問で事前予約もなし!本当に楽しめる?

会場の周り方を工夫すれば、十分楽しめます。ただし、予習と下調べは必須です。以下のポイントをぜひ参考にしてくださいね。

  1. 予約なしで入れるパビリオンを先に把握しておく ― 会場には予約がないと入れないパビリオンと、予約なしでも並べば入れるパビリオンがあります。待ち時間が短めで入れるスポットを事前にピックアップしておくと行動がスムーズ。
  2. 展示より“体験・遊び”重視 ― パビリオンの展示内容も様々。映像で見せるパビリオンが多い中、子どもが触れたり、遊べたり、視覚や聴覚で楽しい要素があるパビリオン・エリアを中心に回る。
  3. 休憩・涼しい時間の確保 ― 大屋根リング下のベンチ、屋内イベント施設、カフェなどをうまく使って、熱中症対策や疲労対策を忘れずに。
  4. 午前または夕方以降を狙う ― 12時~15時頃が混雑のピーク。午前中の入場者が少ない時間帯、または夕方になり人が少し引く時間帯に、比較的人気パビリオンの列が短くなることがあります。ただし、最近はそもそも入場者数が多いので、夕方は混雑は続いている状況です。夜はイベント(噴水ショー・ライトアップ)を楽しむことができますが、ショーは見ずに、その間にパビリオンに並ぶという選択肢もあります。
  5. プランB(予定変更)を用意する ― 予約なしで入れるパビリオンでも、行列が長くなってくると通路をふさがないように入場規制され、列に並べないことが多々あります。「離れた所で列の入口が開放されるのを待つ」という選択肢もありますが、「このパビリオンに入れなかったら別のパビリオンへ」という代替案をいくつかピックアップしておくと慌てずに動けます。
  6. 会場内の地図を用意しルートを確認 ― とにかく広い万博会場。特に初めて来場するときは、あちらこちらとムダに動き回ってしまいがちです。私も初めて来場した日は26,000歩以上歩きましたが、以降はそれを上回ることはありません。事前に地図を用意し、どのルートを周れば効率的かを考えておくとよいでしょう。地図はXでつじさんが公開してくださっているマップがわかりやすく、会場でも一番よく見かける地図です。

【おすすめ】予約なしでも比較的短く並べる・お子さま向けのスポット

スポット名おすすめポイント並び/混雑の目安・注意点
いのちの遊び場 クラゲ館地上エリアは予約不要。音・光・五感を使った体験多数。触れる・動けるゾーンがあり、子どもが飽きにくい(地下エリアは予約が必要)。所要時間30~40分。午前中は比較的空きあり。団体や学校の来訪があるときは混むので、時間をずらして。
オマーン館(Oman Pavilion)出口にシャボン玉が吹き出すエリア、カフェやショップが併設されていて、展示だけでなく“ゆったり体験”ができる。シャボン玉のエリアやカフェエリアは自由に入れるが、ピーク時間は人が集中する。開館直後や午後遅めが狙い目です。
オーストラリア館カンガルーやコアラなど、子どもにもなじみやすい動物をテーマにした展示が人気。広大な自然や先住民の文化を紹介する映像もわかりやすく、家族で見ても楽しめる内容。休日でも待ち時間1時間程度が多く、他の人気館に比べると比較的入りやすい。カフェも人気で、昼前後は食事や休憩を兼ねて訪れる人が増える。
フランス館建物のデザインも美しく、展示も比較的見やすい。写真撮影スポット多数。混雑はするが、ピークを避ければ並び時間が30~60分程度となることも。午後は混みがピークになる可能性あり。夕方近くや17時以降に訪れると列が落ち着いてくる。
インドネシア館館内に入る前から賑やかな雰囲気が楽しめるのが魅力。民族衣装をまとったスタッフによる呼び込みダンスや音楽が流れ、お祭りのようなムード。館内ではインドネシアの熱帯雨林や文化を体験できる。休日でも比較的スムーズに進むパビリオンのひとつ。14~16時台は人が流れてくるので注意。
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【入場時間別】 事前予約なしの周り方

会場に入場する時間によって、おすすめの当日の行動は変わってきます。お子さまの年齢や体力に合わせて参考にしてみてください。

朝イチ9時~午前中入場

9:15 頃までであれば、まだ何かしらの当日予約が取れる可能性があります。入場後5分程経過すれば、公式アプリから当日予約が取れるようになります。ぜひチャレンジしてみましょう。取れなかった場合は、気持ちを切り替えて予約なしで入れるパビリオンを周りましょう

予約なしで入れるパビリオンも、11時頃までは比較的並び列が短いことが多いです。入場者が少ない時間帯に、行きたいとピックアップしておいたパビリオンを周るとよいでしょう。

西ゲートから入場される方は、入場後にミャクミャクくじに行かれるのもよいでしょう。ミャクミャクくじも日中は待ち時間が2時間を超えることもあります。朝イチに西ゲートから入場した場合、すぐに向かうとまだ行列が短いので、15分程でくじを引くことができます。

ランチの場所はあらかじめ目星をつけておきましょう。パビリオンに入らなくても、フードやドリンクを購入できるパビリオンもあります。持参したお弁当を、大屋根リング下のベンチや、テントのある休憩所などで食べることも可能です。会場内にもコンビニはありますが、入店待ちの行列になっていることが多いです。

午後~夕方までは混雑のピークです。パビリオンの待ち時間も一番長くなってくる時間帯です。この時間帯にお土産を見て回ったり、大屋根リングの上を歩いてみたりするのもよいでしょう。

大人もお子さんも疲れてくる頃です。この時間帯に私がよく利用していたのは、サントリーパークカフェ。店頭で整理券を配布していて、順番がくるとラインで通知が届くように設定できます。先に番号を取って、その間に近くのコモンズ館などを見て周ってもよいでしょう。最近は数十組待ちになっていることが多いですが、思ったより進みは早いです。涼しい場所でゆっくり座って休憩できると、大人も子どもも体力が回復します。夕方からまたみんなで元気に動けるようになり、私も何度も助けられました。

夜は噴水のショーなどがあり、パビリオンの並びがお昼に比べると落ち着いてきます。ショーに備えて場所取りをする場合は、ウォータープラザ前の石段の予約なしの観覧エリアが、座って見られるのでオススメです。

21時が近づくほど、特に東ゲートは帰宅する来場者で混雑します。お子さまの体力に応じて、早めに帰宅することもご検討くださいね。

12時以降の入場

すでに会場内は大混雑している状況です。入場後、先にお土産を見たり、大屋根リングを散歩するのもよいでしょう。

予約なしで入れるパビリオンも、すでに待ち時間がピークに達している頃かと思われます。列が長くなると、入場規制で並ぶことすらできなくなる時間帯もあります。大屋根リングの下を歩きながら「このパビリオンは並べそう。比較的列も短そうだな……」と思ったところに並んで入ってみるを繰り返し、散歩しながらリング沿いのパビリオンを回ってみるのもよいでしょう。

コモンズ館も最近は入場規制をしている場合がありますが、いったん中に入るとエアコンが効いて涼しく、快適にたくさんの国の展示ブースを見ることができます。現地のスタッフと交流しながら、民芸品のお土産を見るのも楽しいですよ!

夕方になると帰宅する来場者もいるため、若干ですが混雑が緩和されます。この時間帯からお目当てのパビリオンに並んでみるのもよいでしょう。例えばフランス館は、館内で常に人が流れる仕組みになっているため、行列は長いですが、比較的短い待ち時間で入れます(隣のアメリカ館はグループごとに次の展示室へ移動するシステムのため、待ち時間は長いです)。1つだけでも話題の大規模なパビリオンに入りたいなという方には、フランス館はオススメ。1日のの満足度もきっと変わるでしょう。

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【まとめ】予約なしでも楽しめる!ご家族で万博のステキな思い出を

事前予約が取れないことは、確かに残念ですが、あらかじめ「少しでも並び時間が短い」「体験を重視」「休憩を上手に取り入れる」という戦略を立てておけば、お子さまと一緒に楽しく笑顔で過ごせる一日になります。

今回ご紹介したパビリオンも参考に、ぜひプランに組み込んでみてください。水分補給・休憩をこまめにすることも忘れずに、すてきな思い出を作ってくださいね!

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