【大阪・関西万博】ブルーオーシャンドームの評価は?実体験をレビュー

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大阪・関西万博の会場内でもひときわ目立つ3つの白いドームから成るパビリオン「ブルーオーシャンドーム」。気になるけれど、他にも事前予約が必要なパビリオンは数多くあり、「どこを選べばいいか迷っている」という人も多いのではないでしょうか。

今回は、私が実際に体験した感想を交えながら、「ブルーオーシャンドーム」の見どころや展示内容を、詳しくご紹介します。

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目次

【パビリオン概要】ブルーオーシャンドームはどんなパビリオン?

ブルーオーシャンドームは、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンが手掛ける民間パビリオンで、2019年のG20大阪サミットで発表された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を基盤に、海洋プラスチックごみゼロ(2050年目標)をめざす「海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護」をテーマにしています。

展示は三つの半球型ドーム(ドームA〜C)で構成されており、所要時間は約30分ほどです。

ドームA「循環」

竹製のドーム内に設置された真っ白の超はっ水塗料を塗った盤面の上を、水がころころ・にょろにょろ・さらさらとまるで生きているかのように形を変えて流れていく様子を観察できます。いつまで眺めていても、飽きない心地よさ。地球上の水の循環をユーモラスかつ美しく表現しています。

ドームB「海洋」

通路を抜けると、真っ暗な空間に巨大な球体のスクリーンがあらわれます。まるで地球そのもののような球体スクリーンに、いのちが誕生する瞬間から、サンゴ礁や生物たちの姿、海洋プラスチックごみまでを描いた約7分間のCG映像が圧巻。美しさと海が直面する問題の衝撃が共存する体験です。

ドームC「叡智」

軽量紙管で作られたドームで、海の未来を考えるトークセッションやワークショップが行われるほか、常設展示も充実。こちらのカフェスペースで、料理研究家・土井善晴さんによる「海と山の超純水(税込み540円)」を販売しています。「海と山の超純水」とは、海の塩と山の水を合わせた、自然の恵みがそのまま味わえる塩水です。

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【場所・予約】ブルーオーシャンドームの場所は?予約は必要?

ブルーオーシャンドームは西ゲートゾーンに位置し、大屋根リングの脇にあります。白い三連ドームが水辺に囲まれた涼しげな佇まいのパビリオンです。

予約のみ受付のパビリオンですので、公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」から事前予約を取得しましょう。1日の予約枠が多いパビリオンですので、事前予約が取れていなくても、当日のキャンセル枠をチェックしていると頻繁に空きが出ているようです。会場内の予約端末や、スマホアプリで当日予約をチェックしてみてください。

【体験レポ!】球体スクリーンの映像に感動!ハチスノイトさんの歌にも注目!

私は当日予約で入場することができました。パビリオンに入ると、まずドームAの「水の循環」展示に目を奪われます。真っ白な板の上を水滴が変幻自在に姿を変えながら流れる様子は、まるで生き物のよう!お子さまだけでなく、もちろん大人も見入ってしまうほどの美しさと癒やしがあります。ずっと眺めていたくなる展示です。

続くドームBでは、球体スクリーンに映し出される地球とそこに迫る海洋ごみの映像が印象的。日本上空から見た地球が、人間の廃棄した大量のプラスチックに飲み込まれていく様は、視覚的にも精神的にも衝撃的。海洋ごみの問題は知識としてはわかっていたつもりでも、“自分たちの問題”だと危機感を強く感じさせられます。

印象的だったのは、映像とともに流れるハチスノイトさんの歌!ハチスノイトさんは、ロンドンを拠点に活動している北海道知床出身の女性ヴォーカリスト。あまりにもステキで、私はパビリオンを出た後にインターネットで検索し、ハチスノイトさんのことを知りました。静かにジーンと心に染み渡る歌声です。ぜひ映像とともに注目してみてください!

最後のドームCでは、物販コーナーで提供される「海と山の超純水」(税込540円)が人気。熊野の湧き水と高知の天然塩を組み合わせた温かい塩水のスープで、料理研究家・土井善晴さん監修の一杯。生命の源としての海と山を味わう体験として展示とリンクした味わいとなっています。塩水と捉えるとちょっとお高いと感じてしまいますが、こちらは土井先生の監修のスープ!ここでしかできない体験です。

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【まとめ】ブルーオーシャンドームは映像と歌が美しい!

ブルーオーシャンドームは建築・技術・デザイン・展示内容すべてが連携し、「海の未来」をテーマに五感と理性の両方に働きかけるパビリオンです。

  • 所要は約30分で、じっくり楽しめる体験型パビリオン。
  • 映像の迫力と美しさハチスノイトさんの歌が融合し、心に残る体験を与えてくれます。
  • 「海と山の超純水」は視覚に続く味覚の演出で、展示の最後に余韻を提供してくれます。

事前予約が基本ですが、当日予約枠もあるため、迷っている方は会場にてこまめにチェックするのが◎。海洋問題への関心を持っている方だけでなく、ただ展示を楽しむだけでも海の未来を考えるきっかけとなるでしょう。ぜひ予約を取って、体験してみてくださいね!

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