9時の開場とともに配布が終了するという噂の、アイルランド館の整理券争奪戦。入館をあきらめていた皆さんに朗報です。アイルランド館は2025年8月27日(水)から入場方式を整理券配布から、公式アプリでの当日予約に変更しました。その日の空き枠をアプリから確保できるようになり、整理券の頃よりチャンスがグッと広がりました。本記事では、予約のルールをわかりやすく解説します。
【パビリオン概要】アイルランド館はどこにある?展示内容は?
アイルランド館は万博会場内のエンパワーリングゾーンに位置しており、東ゲートからは徒歩3分ほどの所にあります。外観はケルトのトリスケルを想起させる三つの円形が連なる建物で、アイルランドの木材と日本の建材を組み合わせた温かみのある建築が目印です。入口前には、高さ約6mのモニュメント「Magnus RINN」が来場者を迎えます。テーマは「Creativity Connects People(創造性が人と人をつなぐ)」。館内では、自然・工芸・音楽文化を、五感で味わう展示・ガイドツアー・ライブ等で体験できます。
時間帯による観覧内容の違い
- 9:00〜10:00:展示フロアを先着入場(予約不要)で「オープンハウス」として公開。展示のみで短時間で雰囲気を掴みたい人向け。
- 日中〜夕方:ガイド付きツアー(展示+生演奏)を実施。各回の定員は50名ほど。所要時間は約30分で当日予約が必要。
- 18:00頃:イブニング・コンサートの回を設定(当日予約が必要)。ガイド付きツアーはなしで、音楽重視で没入したい人に人気。
- 19:30頃:展示のみの回(当日予約が必要)。
※具体的な枠や時刻は来場当日に公式Xなどで最新情報をご確認ください。パビリオン前に案内のボードも設置されています。
参考:【8月26日までの入場方法】 以前は悪夢の整理券争奪戦だった!
8月26日以前は朝と午後にパビリオン前で整理券を配布し、先着順で希望の時間の回を選ぶことができていました。朝イチはパビリオンまで開場ダッシュで、開場直後に配布は終了。午後は配布開始の何時間も前から長蛇の列ができ、炎天下での待機や配布時間までの拘束が大きな負担となっていました。
【8月27日からの入場方法 】 整理券は廃止!公式アプリからの当日予約に変更
8月27日(水)より、アイルランド館は万博の公式予約システムに参加。いわゆるガンダム方式で、当日予約で各プログラムの枠が時間帯ごとに開放されます。
当日予約開放時間(現地掲示・公式Xでの告知)
- 9:45〜10:00頃:午前〜昼のツアー枠(10:45/11:30/12:15 開始)を一括開放
- 11:45〜12:00頃:午後のツアー枠(13:00/13:45/14:30/15:15/16:00 開始)を開放
- 15:45〜16:00頃:18:00のライブコンサート枠を開放
- 18:45〜19:00頃:19:30展示のみ回を開放
※時刻はあくまで目安です。当日の運用で時間のズレや変更の可能性があります。
当日予約への変更に伴う注意点
- 8/27以降はパビリオン前での整理券の配布は廃止されます。
- 9:00〜10:00の展示のみのオープンハウスは従来通り。予約不要の先着入場です。
- 公式Xで当日の開放時刻や追加枠をSNSで告知されることがあるので、公式X(@IrelandatExpo)を確認。
【まとめ】当日予約の開始で入場できるチャンスが広がった!
アイルランド館の入場方法が、整理券から公式アプリを使った当日予約へと変更されたことにより、より多くの方に訪れてもらえるチャンスが広がりました。これまでは整理券の争奪戦であきらめてしまっていた方も、スマートフォンで操作できる当日予約なら安心。待ち時間のストレスも軽減されます。
もっと早い時期から予約に変更して欲しかった……という思いもありますが、閉幕までにより多くの人に体験してもらえますように。私も予約ゲット、がんばります!
