万博が終わって、なんだか心にぽっかり穴が空いた気分になっていませんか?閉幕直後の週末に、大阪・靱(うつぼ)公園で「世界横丁」という名の“アフター万博”イベントが開かれます。夢洲の万博会場で出会った国々や人々との交流が、街の中の公園にぎゅっと詰められた2日間。万博ロスをやさしく埋めてくれる、気軽でワクワクする場になりそうです。
【アフター万博】世界横丁ってどんなイベント?
「世界横丁」は、万博で出会ったパビリオン関係者や出展国を中心に、世界の食や音楽、雑貨が集まるマルシェ型の国際交流イベントです。会場は靭公園の東側エリアで、開催日時は2025年10月17日(金)17:00〜20:00、18日(土)10:00〜20:00。公園が“世界の屋台ストリート”に変わるイメージで、食べ歩きやフリーマーケット、万博で実際に使われていたアイテムを販売する「万博蚤の市」なども予定されています。
SEKAI KITCHEN という食の体験プログラムも用意されており、中東、中央アジア、ヨーロッパなどをテーマにしたメニューを、大阪の料理人が現地のレシピをもとに特別なコース料理を提供します。
参加国・出店国・出店地域
プレスの情報によれば、蚤の市のSEKAI BAZAAR や出店者ブースには多数の国・地域が名を連ねています。以下は発表されている参加国です。
- イエメン(Yemen)
- ウガンダ(Uganda)
- エチオピア(Ethiopia)
- キルギス(Kyrgyzstan)
- ケニア(Kenya)
- ジンバブエ(Zimbabwe)
- スーダン(Sudan)
- ノルウェー(Norway)
- パキスタン(Pakistan)
- フランス(France)
- マリ(Mali)
- ルクセンブルク(Luxembourg)
また、SEKAI KITCHEN では、下記の国がそれぞれ個別プランを用意しています。
- キルギス
- ハンガリー・ノルウェー・フランス・オーストラリア(軽食・おやつ)
- イエメン
【参加方法】 事前予約は必要?入場料は?
基本的に会場への入場は無料で、予約不要です。会場内のブースで自由にお買い物を楽しんでいただけます。ただし注意点が一つ。会場内のすべてのブースはキャッシュレス決済のみ対応(クレジットカードや電子マネー等)。現金が使えないため、スマホ決済やカードを用意して行くのが安全です。
また、例外として「SEKAI KITCHEN」は事前予約制・有料のプログラムです。公式サイトからチケット販売ページに飛べるよう案内が出ており、あらかじめチケットを買って参加する仕組みになっています。座席数には限りがあり、早期に完売する可能性もあるため、公式サイトをご確認ください。
【アクセス】 会場の靭公園への行き方は?

靭公園は大阪市西区靱本町にある東西に細長い都市型公園です。Osaka Metroの本町・肥後橋・阿波座の各駅から徒歩圏内、それぞれ徒歩約10分程度です。地下鉄でのアクセスが便利で、駐車場はありますが台数に限りがあるため公共交通機関の利用をおすすめします。会場は東側園内が中心となりますので、駅の出口や地図を事前に確認して向かってくださいね。
Osaka Metro 四つ橋線「本町」……28番出口から北へ徒歩(公園の東側へ)
Osaka Metro 四つ橋線「肥後橋」……7番出口から南へ徒歩で靭公園へ
Osaka Metro 中央線/千日前線「阿波座」……9番出口から西園側へアクセス可。
【まとめ】世界横丁に参加して万博ロスを吹き飛ばそう!
万博のあの空気、あの国の味、あのパビリオンのスタッフたちとの出会い。「世界横丁」はそれらを街の中にそっと再現したようなイベントです。入場は無料なのでふらっと立ち寄って“もう一回だけあの味”を探すのもいいし、SEKAI KITCHENで深く味わい直すのも楽しみ方のひとつ。キャッシュレス対応や事前予約が必要なSEKAI KITCHENなど、事前の準備をして当日はお散歩気分で世界めぐりを楽しんでください。